陽より子誕生秘話3

3回目になる「陽より子の誕生秘話」

前回は「歴史」でしたが、今回は「想い」についてです。





                          (写真:陽より子で作るお味噌汁)


今回は、陽より子がランチを始めた「想い」について聞いて下さい。


ちょうど4年前

2018年に店舗を改装し、しいたけでだしをとったお味噌汁を中心とした

ランチの提供を始めました。


前から父が「しいたけを食べる場を作りたい」とずっと言っており、

いつか出来たらいいなーとは思ってはいました。


私は元々しいたけが嫌いです。

苦手というより嫌いで、給食に出ても食べることができませんでした。

その私のしいたけ嫌いを大きく変えることになる出来事が2つあります。

今回その一つであり、ランチを始めるきっかけにもなった話です。


それは「1杯のお味噌汁」です。


しいたけ屋である私の家では毎朝母がお味噌汁を作っていました。

だしはしいたけとイリコと昆布で、

私はそのお味噌汁をほぼ毎日飲んで育ちました。


社会人になり仕事が忙しくなると私の食生活は大きく変わります。

〈朝は食べない、昼は簡単に済ませ、夜は外食、終電で帰る〉そんな毎日でした。

いつもいつも〈だるい・眠い・きつい〉それでも朝頑張って起き、電車に乗り仕事に行く。

それが私の当たり前の食でした。


家業を継ぐため実家に戻り、また母のお味噌汁を飲むようになりました。

すると、自分の身体が変わったことを実感しました。


だるさや眠さがなくなり、何より疲れなくなりました。

これは自分でも驚きでした。

自分の身体が食で変わったこと、

しいたけといりこと昆布でだしをとるお味噌汁

「しいたけが嫌いなしいたけ屋がしいたけって素晴らしい食材」だと、

当時の私は自分の会社や扱う商品に初めて少しだけ自信がもてた気がしました。


このお味噌汁を一人でも多くの方に飲んで欲しい、しいたけを中心とする日本の基本のだしを味わって欲しい、そんな想いがお味噌汁を中心としたランチを提供するきっかけとなりました。


家族の健康を願って母は前の晩に

「しいたけ」と「いりこ」と「昆布」を水につけ、

毎日お味噌汁を作ってくれていました。


私はこのお味噌汁を、母の味をこれからも陽より子通して守り伝え続けていきたいと、

それが陽より子がランチを始めた想いの一つです。



今日も陽より子ではしいたけとイリコと昆布がお鍋の中に水と一緒に入っています。



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